RYOKO's world according to her CATS

生まれ変わったら私の飼い猫になりたい!

人間は、自分より他人の方が「売り」やすい?

おはようございます、ボク、マロンです。
今朝も鳥さんの声で起きました。
否、夜は、ずっと家中を走り回って、大運動会していました。
おかげさまで、飼い主は、夜中、うんうんとうなっておりました。
なんとも、よきことかにゃ・・・



ところで、飼い主が、こんなことを申しておりました。

「自分の事は人に伝えるのが大変だけれど、
他人にはどうやって人柄を伝えるべきか、アドバイスしやすいものなのよね・・・」

そして、こんなこともつぶやいていました。

「ああ、他人には『売り方』を教えてあげやすいんだけれど
いざ自分を『売る』となると、むずかしいもんだわぁ・・・」


うんにゃ!?
『売る』ですと!?
飼い主が、「自分を自分で売る」ですと!?

飼い主がいなくなったら、ボクは、どうやって、
なでなでしてもらったり、カリカリをもらったりしたらいいにゃん!!!!


ボクの存亡がかかった危機!?早速、飼い主を問いつめましたにゃ。
※「だったらボクも一緒に売って欲しいニャ」とは言わなかったニャ=^^=


そうすると、飼い主が慌てて訂正したニャ。



「売る」って言葉がよくなかったわね。「売り込む」ってことよ。
つまり、自分の事を整理して、相手に説明して、きちんと理解してもらうことよ。


ふんがにゃ〜〜〜〜ん。
そんなことでしたか。


ネコには、自分を売り込む必要はありませぬ。
増して、ボクには、ボクを売り込む必要は生涯にわたって、そんな機会もなければ、
それをみじんとして感じた事もありませぬ。

なんせ、ボクは、存在自体が可愛いですからニャ。おっと、えっへん・・・


なんていうのは、さておき、飼い主は、珍しく「自分」を売り込まなければいけない
事情があったようです。
そこで、いろいろ考えたのでしょう。

最近、飼い主は、就職活動中の学生さんの面倒を一生懸命に見ています。
脇からよくそば耳をたてておりますが、ボクに対する態度とは一変、
にゃんとも、的確に学生さんの言葉を引き出し、整理してあげて、
企業に伝える表現方法を学生さん自らが発するようになるまで、
根気よく、電話やメール、時には自宅に招いてまで、お相手しているのであります。

ボクはその光景を見るに、
最近ちょいとおさぼり気味の、コーチングを受けていた頃の飼い主が
学生さんの姿とかぶるのでありますニャ。

どうやら、一定のコーチングを受けた飼い主は、
今度は学生さん達にコーチング的な手法で接しているようであります。


それなら、自分で自分をコーチングすればいいじゃニャイか!!!!
それが難しかったら、ボクがコーチングしてあげるニャ!!!
なんせ、ボクはコーチングネコ!!!キリッ!!!


と、ボクはネコとして密かに思うのでありますが、
どうもそうはいかないのが人間というものの有様のようです。

そんなに複雑なのかニャア・・・
まあ、でもだからこそ、コーチが存在し、コーチングというものが存在するのでありましょう。

なんて思いながら、ボクは飼い主にはコーチングではなく、
これからも一途に、なでなでとカリカリをおねだりしていきたいと思うのでありますニャ。

でもにゃ・・・
このブログは一体誰が書いているのか・・・
あ、もちろんボクなのですが、ボクって一体、だれなのでしょうか・・・

※このマロンボックスに入って、垂れ幕をして、
教会でやる「告解」をやって上げてもいいですニャ。
って、それは、懺悔だニャ=======^^=========
でも、よく飼い主は、ボクがマロンボックスで休んでいると、
丸い穴に顔をくっつけて、何やらささやくことがあるのであります。
ボクは、なーんも、聞いてませんニャ。