RYOKO's world according to her CATS

生まれ変わったら私の飼い猫になりたい!

ママさんが入れ違っていた間に「島」とはニャンたる!!

先月のことです。
ある日、急に、涼子さんは、いつも以上に、ええ、異常にボクに優しくしくしてくれました。
そして、ボクの兄弟分のMさんと一緒に、家を出て行きました。

「次のママも優しいから、仲良くするのよ」

にゃにゃにゃ!?


と、次から、涼子さんより少し大きめな、にっこりした女性が毎日遊びに来てくれるようになりました。
餌をくれて、なでなでしてくれて、そして家が掃除されていく。。。

人間の家とは掃除すると綺麗になるものだということを、
ボクはこれだけ生きていながら初めて知ったわけでありますが、
10日ほどたったころでしょうか。

ただいまー、マロちゃん、さみしかった〜?
と、懐かしい甲高い声が。
そう、涼子さんとツレのMさんでした。


ボクは、新しいママ?と快適に暮らしていたので、さみしいということを忘れていたのですが、
反射神経で「ニャン」と言ってしまったのでありました。
そして、涼子さんは、満足げに「でも、Nママも素敵でしょ。マロンにはたくさんママやパパがいていいね」
と。


人間の自己満足を満たしてあげること、そんな世知辛いことまで飼われ猫としては
一つの仕事であることを熟知しているボクは、そのまま涼子さんに恒例の頭突きを繰り返して、
なでなでおねだり攻撃をし続けたのでした。
そのときの涼子さんのうれしそうな顔ったら。

しかし、後にボクの大好きな新しいMac Book Airに見えた画像たちに、ボクは、かるーく嫉妬したわけです。
「島に行ってくる」と言っていたのに、「島にもたくさんネコちゃんたちがいたの」と
屈託なさそうに喜んでいる飼い主に、ボクは、「猫の気持ちも考えてほしいにゃ」と
猫パンチをくらわしてやりたいくらいでした。

が、1秒間の熟考の結果、これまで通り、涼子さんには、なでなでと餌係を気持ちよくやってもらうために、
ネコなりの深呼吸をついて、グルルルと小さな音を出して、引き下がったのでありました。

以下が、例の「島」の様子だそうで。






にゃんとも開放的ですニャ。楽しそーだニャー。
それにしても、こんなにツレさんと涼子さんがくっついているのは、、、
ボク、マロン史ができてからというもの、初だと思われます。
そこまで、島というもので人間は簡単に気分が変わるものなのか、
まあ、単純な生命体でありますからして、そう考えるのが適切なのでありましょう。

ボクは水が嫌いですが、青い海はとっても気持ち良さそうであります。
もともと放浪という言葉は猫のためにそんざいしているようなもの。
そろそろボクも、さすらいの旅に出るのもよさそうですニャ=^^=

飼い主に大騒ぎされることは必至ですが、かといって人間語は聞いてはわかるけれども、
話せないし、書くこともできないので、伝える手段がないのです。
あとは涼子さんがどれだけボクを言葉以外で理解してくれているか、それにかかっていますが、
まあ、ボクは天才的な方向音痴。
一時間くらいで十分な旅行になりそうですニャ。