無償の愛とはにゃんにゃん？

こんにちは、ボク、マロンです。ネコです。

妙なタイトルをつけてしまいました。

「無償の愛」を語るなんて、ボクらしくないですと・・・？

んにゃ？ネコらしくない？ではネコらしい、とは何ぞなもし？

ボクに個性はないので、これでいいのです。

ネコ以上でもネコ以下でもありません。

ボクは単なる一匹のネコなのですから。

ボクは飼い主に無償の愛という、

なんだか押し付けがましいような愛情を受けて

息抜きに、日々眠りながらたまにブログを書いて、生きています。

※こんなブサイク顔で寝続けてもかわいがってくれる飼い主とは一体・・・？

でも、ボクはそんな飼い主の無償の愛が、嫌な訳でもありません。

なぜ、無償の愛ってボクが言っているのかと？

あ、ボク、無宗教です。

キリスト教とか、幼少の頃にネコ学校で習いましたがよく理解ができないまま今に至ります。

罪とか、分かりません。

ボクが生きていることに、罪があるとすれば・・・

分かりません。

何せ、ボクが何をしても、飼い主は喜ぶのですから。

家出をした時でさえ、その時は悲しんでも、再会した時の喜びようったら

それはすごいすごい飼い主の喜びようなのです。

話を戻します。最近、話の脱線ネコと呼ばれております。

で、なぜ、無償の愛ってボクが言っているかというと？

それは、飼い主を産んだ、かわいいママさんが、最近、

飼い主さんが産まれた前後の日記を見つけたのです。

ママさんは少し恥ずかしがったそうですが、

日付毎にその日記を読み上げてくれたそうです。

そして、飼い主は、とってもとっても泣いてしまったそうです。

ボクもその内容を少し小耳に挟みました。

ネコの聴力はいいのです。厭でも聞こえてくることもあるのです。
でも、これは嫌ではない話でした。

にゃん

という気持ちも起きません。

しかし、飼い主は、まるでボクにいつもしているようににっこりしながら、

そして、お水のような物体をメガネの奥の二つの目からうっすらと流していたのです。

そして、後でこっそり、ボクにささやきました。

「無償の愛って、なんなんだろう？」

そんなこと聞かれても、知りません。

ボク、ネコですから。

すると、飼い主はボクを撫でながら、こう続けるのです。

「マロンちゃんが一番『無償の愛』を知っていて、そして一番知らないのよね。

だって、当たり前すぎるもんね・・・」

無償、って、タダ、という理解でいいんですよにゃん？

タダ、プライスレス（笑）、という理解でいいんですよにゃん？

何せ、ボク、ネコですから。難しいこと、分からないのです。

まずもってして、面倒なのです。

そして、飼い主の一言。

「私ね、生まれ変わったら、ネコになりたい」

そしたら、独り言が止まらなくなりました。

「それもできたら、飼いネコがいいの。

そして、もっと欲張りをいったらね、

わたし、わたしに飼われているマロンちゃんになりたいな〜♪

・・・ね、マロンちゃん、もしかしたらさ・・・！

マロンちゃんって、わたしの前世か来世なのかもよ！

きゃ〜〜〜〜〜〜〜！だったら、うれしいわね。

・・・む？

それにしても、前世と現世とか、現世と来世が一緒に住んでるって、

あり得るのかしら？

よく知らないけど、まあいいや。

そうだったらいいね〜、ね〜、マロちゃん、マロたんたん♪」

この飼い主の独り言、

無償の愛と、関係があるのでしょうか？
あるのでしょう。ボクはそう思うのであります。

だって、ボク、考えるネコ、ですから。

※ブログを書いた後も、少し考えているふりをしているボク