RYOKO's world according to her CATS

生まれ変わったら私の飼い猫になりたい!

コーチって、一体何?と飼い主が問うが

困りました、マロンです。

飼い主が、ちょっとおかしいです。いつもおかしいですが、いつもに増して、おかしいです。
昨日はすっきりした、といって清々しい顔をして、ボクに浴衣の帯を巻いてくれたりしたのに、
今日はなんだかすっきりしない面持ちをしています。
ネコだって、四六時中一緒にいれば、飼い主の顔色の変化くらいは分かるのです。


ニャニャニャ〜〜ン♪
すりすりすり・・・


ネコだって気を使う時も、たまにはあります。エサがもらえなければ、ボクは死にます。
ご機嫌をとるため、飼い主にすり寄ってみました。

カリカリのエサをお皿に盛りながら小さな声で独り言をつぶやくアラサー女・・・
世の中では、これほど怖い風景もないのかもしれません。

ネコが人間より勝っているものの一つは、聴覚。ボクは耳がいいのです。
なので、飼い主がつぶやく言葉の端々が聞こえてきました。


コーチングって一体なんなのかしら?

というか、コーチって、一体、誰?
というか、何?



え?
ボクは耳を疑いました。
世の中にたくさんの本もあるし、サイトもあるし、
第一、ボクの飼い主は、元々コーチングのことを知っていて、
その上、Uさんというコーチの方と知り合いだったから、コーチングを受けているのではないか。



わたしったら、あんなにしゃべっちゃって・・・



ボクにはいつも、いらないこと、ネコでなかったら赤面しそうな恥ずかしいことまで、
何でもしゃべるのに、人間相手にしゃべることがそんなにおかしいのでしょうか?



まあ、いいや、余計な情報は要らないし、このことはまたゆっくり考えるか〜
きもちいことって、恥ずかしいことと表裏一体なのって、なんでなのかしらん・・・



あら、飼い主、ベッドに横たわってしまいました。
目をつぶっています。寝ています。

今日やりたくないことは明日できるの。明日出来なくても、明後日できるのよ。

そういえば、よくそんなことを言う飼い主。
仕方ないので明日まで、あるいは明後日まで、あるいは永遠に飼い主の疑問については
待つことに致します。
あ、ボク、ネコなんです。イヌではないので、待つのは苦手です。
なので多分、忘れます。

では、ごきげんよう。