RYOKO's world according to her CATS

生まれ変わったら私の飼い猫になりたい!

コーチ&クライアントは飼い猫&飼い主のような信頼感

こんにちは、マロンです。

ボクの飼い主は、うちだひゃっけん、っていう小説家が、好きです。
うちだひゃっけんの師匠である、なつめそうせき、っていう小説家も、好きです。

今日、本屋に行ったら、うちだひゃっけんっていう小説家の中でも、
大好きな本をみつけて、
その表紙が変わったのを見て、大層たまげたとのこと。

ノラや (中公文庫 M 77-3)

んにゃ・・・
こりゃ、ボクに、そっくりでわ、ないですか・・・

しかも、写真を撮ったのが、まちだこー、っていう、これまた飼い主が好きな小説家なのだとか。


実は、飼い主、悩んでいます。
なぜって、ボク、なんどか家出したことがあるから。

一度目は、無鉄砲にもまだ赤ちゃんなのにベランダからスカイダイビングをして
着地に失敗。
内臓破裂を起こしました。

一週間後に瀕死の状態を発見する飼い主。

そして、奇跡的にも手術で生還。
そして、また家出。
そして、また家出。

そんなころ、飼い主は、はじめて「ノラや」という本を読んで、
その美しいらしい文体と、その内容に、涙を流していましたっけ。

で、どうやら、「ノラ」というネコが家出をしてしまい、悲嘆にくれる
うちだひゃっけん先生のお話しのようなのです。


飼い主がその本を読んですぐ、
そして、ボクは、また家出をしたのでした。

ちなみに、飼い主がもともと持っていた表紙はこちら。

ボクは、いません。

が、タイミングと、話の内容がかぶりすぎました。

飼い主のトラウマになっているらしいです。
ノラや

でも、読みたいらしいです。
ノラや



お願いだから、私に「マロや」という本を書かせないで、
と、飼い主にお願いされました。


まあ、どうせ、読むんでしょうがにゃ、買ってきちゃったんだから。


あ、既に読んでますね・・・

夏目漱石内田百輭もネコが大層好きだったようです。
というか、小説の主人公にしています。
まあ、ボクの場合は書き手なので、「我輩」や「ノラ」とは一緒にしないで頂きたい。
それはともかく、内田百輭夏目漱石を師匠として、文学についてはもちろん、
多くのことを学び、自分の糧にしていたようです。

ネコ派の人間にも、師弟関係というものが存在するという、歴史的な史実。
そこには、絶対的信頼感のようなものがあったのでしょう。

コーチとクライアントは師弟関係ではないものの、
絶対的信頼感によって結ばれるものらしい、と飼い主が言っていました。

クライアント(飼い主)は、どんなことでもしゃべっていい。
でも、それをコーチは絶対に他人には口外しない。
この人になら何でも話せる。受け止めてもらえる。寄り添ってもらえる。

そう思えることが、大切らしいのです。



まあ、ボクと飼い主みたいな関係ですにゃ。
もう家出しないようにしなきゃだにゃあ・・・

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