司馬遼太郎先生を添削しようとする飼い主
こんにちは、ボク、マロンです。
飼い主が、何度もトライして、数ページであきらめていた本にむかって
つぶやいています。
「ああ、添削したい、この文章・・・」
なんでしょう、その本って?!
あらにゃ〜
司馬遼太郎先生の「竜馬がゆく」ではありませぬか!
それを添削したいという飼い主は一体・・・
飼い主の弁明曰く、
司馬遼太郎の文章は下手、否、飼い主には読みにくいのだろそうです。
国民的大作家に何を申しているかと思いますが、
ちょっとした「てにをは」の使い方を美しいと感じられず、
どうも気になって仕方なくて、
いつもページを閉じてしまっていたとか。
しかし、とはいえ、読んでおかなきゃいけないよね〜、この本くらいは
ということで、我慢して読み続けることにしたそうです。
もしかしたら、飼い主は、飼い主の尊敬する日本語の達人、
夏目漱石大先生の文章を模して、「竜馬がゆく」をいつか、
勝手に書き換えてしまうかもしれません。
きっと人間界のこと。
著作権とか、いろいろあることでしょう。
頑固な飼い主は、自分が読むためだけに、リライトをしてしまうかもしれない、と
それは時間の無駄、と呼ばれるものではなかろうかと、
ネコながらにちょっと心配なのであります。