ボクじゃない、ボクじゃないニャン、殺してないニャン!
それは先週末の夜中のことでした。
寝ていた飼い主が、ムクっと起き上がり、
いきなり台所に立ちました。
ボクは眠そうな目で、興味もなく、何となく
その様子を見ていました。
すると、、、、
こちらに振り返った飼い主が血みどろになっているじゃあありませんか。
ボクじゃない!ボクじゃないんだ!えん罪だー!
どうやら飼い主は、夜中にお腹がすいて、焼きそばを作ろうとしたようです。
しかし、たまたまその日に包丁を新調していて、慣れない包丁で
固い人参を切ろうとしたその刹那、人参とともに、なんと小指まで
切ってしまったそうなのです。
普段なら、血を見ると卒倒しそうになる飼い主ですが、
今回ばかりは、予想以上に大量出欠だったためか、
腕を心臓より上に上げても、ぽたぽたとしたたる血を
ぼんやり眺めておりました。
そして、しばらくして、ティッシュペーパーで手をくるんで、
近所のコンビニで絆創膏を買ってきたのであります。
1時間後くらいに、なんとか血が止まったのですが、
それまでも、血を滴らせながら、焼きそばを作り終え
ひとり、むしゃむしゃがむしゃらに食べている飼い主の怪しい姿ったら・・・
しばらくは、パソコンのキータッチでもイタかったようですが、
幸い、今使っているものは、キータッチが柔らかめなので、
無事復帰でいたようです。
そして、翌日・・・
家中に血痕が残こっていることが判明。
真っ先に、ボクが疑われたことは間違い有りません。
だって、ボクだって、こう見えてもライオンの仲間なんですから、